宮崎の春を代表する絶景イベントの一つ、「西都花まつり」。
今年は2025年3月28日(金)から4月6日(日)まで、西都市の西都原古墳群で開催されました。春の陽気に誘われ、多くの人々で賑わったこのお祭りの様子をレポートします! まさにピンクと黄色の絵画のような風景が広がる、心躍る春の一日でした。

古代ロマンの地に広がる!圧巻の桜と菜の花の競演

まつりの舞台となったのは、国指定特別史跡であり日本遺産にも認定されている「西都原古墳群」。3世紀から7世紀にかけて造られた300基以上の古墳が点在する広大な台地は、春になると息をのむような花景色に包まれます。
約2,000本の桜が淡いピンク色の花を咲かせ、その足元には約30万本の菜の花が鮮やかな黄色の絨毯を広げます。春の澄み渡った青空のもと、桜のピンクと菜の花の黄色が織りなすコントラストはまさに絶景! どこを切り取っても絵になる風景は、絶好のフォトスポットとして、多くのカメラマンや家族連れが思い思いにシャッターを切っていました。古代のロマンを感じさせる古墳群と、生命力あふれる花々のコントラストもまた、西都原ならではの魅力です。








魅力満載!多彩なイベントと春の味覚を堪能

「西都花まつり」の魅力は、美しい花々だけではありません。期間中は、訪れる人々を楽しませる多彩な催し物が盛りだくさんでした。昼間は、勇壮な神楽の奉納や、地元の団体によるステージイベントが会場を盛り上げ、子供から大人まで楽しめるウォーキングスタンプラリーやワークショップも人気を集めていました。また、会場には地場産品やご当地グルメの屋台がずらりと並び、美味しそうな香りが漂います。春野菜を使った料理や、宮崎ならではのグルメを青空の下で味わうのは格別でした。










夜空と桜のコントラスト。光と影が織りなす賑わいの夜
そして、日が暮れると、夜桜のライトアップが始まり、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気に。暗闇に浮かび上がる桜は、まさに幽玄の美しさ。ライトアップされた夜も多くの人で賑わい、春の夜の散策を楽しむ姿が見られました。







桜と菜の花が織りなす息をのむような美しい風景、賑やかなイベント、美味しい地元グルメ、そして古代からの歴史ロマン。今年の「西都花まつり」も、訪れた人々にたくさんの笑顔と春色の思い出を届けてくれました。
もし今年見逃してしまったという方は、ぜひ来年の開催情報をチェックして、この素晴らしい春の祭典に足を運んでみてください。きっと心に残る、温かい体験ができるはずです。
「西都花まつり2025」の概要
開催日時 | 2025年3月28日(金)~4月6日(日) |
場所 | 西都原古墳群 〒881-0005 宮崎県西都市大字三宅西都原 |

